「ほら見てごらん。耳の中にこんな長い綿を詰めているんだ。もう六十年、医者も諦めた。でもこうして、なんとか生きてる。郵便車やタクシーに乗って、立派な家も建てた。体が健康なんだから大丈夫。反省したら、すぐに出られるよ」