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『国宝』には付録がいっぱい
Movieby シュガーバイン・フジイ

『国宝』には付録がいっぱい

 『国宝』の上映がさすがに終わりそう、という話。  「まだやってんのか!?」  映画館の上映情報を見ると、たまに口からこぼれるこの言葉。コナン、鬼滅、スラムダンクあたりがそうでしたね。邦画実写でこの言葉が出るのは、インディーズの作品が様々な映画館を転々としている時しかない。洋画だと『トップガン マーヴェリック』とかずっとやってたけど。

あなたの『シティーハンター』はどこから? と、風邪薬のCMのようなことを聞いてみる。
Movieby シュガーバイン・フジイ

あなたの『シティーハンター』はどこから? と、風邪薬のCMのようなことを聞いてみる。

 「私は原作漫画から」という人は割と硬派な漫画読みと言えるでしょう(少なくともリアルタイム読者でなければ)。アニメからという人が多い気がします。世代によっては香港版(1996年)からという人も多いでしょうが、それは『シティーハンター』だから観たというより、ジャッキー映画だからという人が大半になる気がします。私もそうでした。

映画「mid90s」によせて。
Movieby 二 ヒサシ(Shitanaga Hisashi)

映画「mid90s」によせて。

1990年代半ばのロサンゼルス。 家庭に問題を抱えた少年スティーヴィーは、ある日、兄の部屋を覗き込む。そこには当時のカルチャーの断片が詰まっている。その小さな扉から、彼はスケートショップに集う若者たちと出会うことになる。

映画「Black Box Diaries」によせて。
Movieby 二 ヒサシ(Shitanaga Hisashi)

映画「Black Box Diaries」によせて。

この映画で語られている事件は、今現在の日本において、多くの人の経験にはないかもしれない。中には自身の経験に共鳴し、観ることで辛い思いを呼び起こす人もいるかもしれない。そのため、特に今回は無理に鑑賞をすすめるものではない。

映画「バード ここから羽ばたく」によせて。フィクションはリアリティの枠から、勇気を持ってはみ出さなければならない
Movieby 二 ヒサシ(Shitanaga Hisashi)

映画「バード ここから羽ばたく」によせて。フィクションはリアリティの枠から、勇気を持ってはみ出さなければならない

 Yellowという曲を聴いて真っ先に思い出すのは、20年以上も前に行ったColdplayのライブである。確か会場にはカラフルなバルーンが飛び交っていた。これほど演出が派手なライブは初めてだった。

映画「見はらし世代」によせて。視線の先を見ているとは限らない
Movieby 二 ヒサシ(Shitanaga Hisashi)

映画「見はらし世代」によせて。視線の先を見ているとは限らない

 遠くまで広がる眺望を意味する「見晴らし」に対して、足元すら見えていない登場人物たち、ショットは彼らと対照的な抜け感のある空などを捉えるでもなく、メインの舞台となる渋谷の空はそもそも狭い、