映画「見はらし世代」によせて。視線の先を見ているとは限らない
遠くまで広がる眺望を意味する「見晴らし」に対して、足元すら見えていない登場人物たち、ショットは彼らと対照的な抜け感のある空などを捉えるでもなく、メインの舞台となる渋谷の空はそもそも狭い、
遠くまで広がる眺望を意味する「見晴らし」に対して、足元すら見えていない登場人物たち、ショットは彼らと対照的な抜け感のある空などを捉えるでもなく、メインの舞台となる渋谷の空はそもそも狭い、
Yellowという曲を聴いて真っ先に思い出すのは、20年以上も前に行ったColdplayのライブである。確か会場にはカラフルなバルーンが飛び交っていた。これほど演出が派手なライブは初めてだった。
推しが泣いている。今まで一度だって、真実の涙を見せなかった彼女が、好きなキャラが非業の死を遂げる回のアニメを泣くために観るわたしみたいに、泣いている。
推しが泣いている。今まで一度だって、真実の涙を見せなかった彼女が、好きなキャラが非業の死を遂げる回のアニメを泣くために観るわたしみたいに、泣いている。
宿南口の人混みをかき分けて甲州街道を渡ると、新宿じゃ貴重な広い空の下に、バスタ前のこれもこの街で随一のゆとりある歩道へたどり着いた。

「ほら見てごらん。耳の中にこんな長い綿を詰めているんだ。もう六十年、医者も諦めた。でもこうして、なんとか生きてる。郵便車やタクシーに乗って、立派な家も建てた。体が健康なんだから大丈夫。反省したら、すぐに出られるよ」