映画「見はらし世代」によせて。視線の先を見ているとは限らない
遠くまで広がる眺望を意味する「見晴らし」に対して、足元すら見えていない登場人物たち、ショットは彼らと対照的な抜け感のある空などを捉えるでもなく、メインの舞台となる渋谷の空はそもそも狭い、
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by 二 ヒサシ(Shitanaga Hisashi)
遠くまで広がる眺望を意味する「見晴らし」に対して、足元すら見えていない登場人物たち、ショットは彼らと対照的な抜け感のある空などを捉えるでもなく、メインの舞台となる渋谷の空はそもそも狭い、
Yellowという曲を聴いて真っ先に思い出すのは、20年以上も前に行ったColdplayのライブである。確か会場にはカラフルなバルーンが飛び交っていた。これほど演出が派手なライブは初めてだった。
この映画で語られている事件は、今現在の日本において、多くの人の経験にはないかもしれない。中には自身の経験に共鳴し、観ることで辛い思いを呼び起こす人もいるかもしれない。そのため、特に今回は無理に鑑賞をすすめるものではない。