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「Blue Heron」過去は変えることができないが記憶は動かすことができる
MOVIEby 二 幕間(Shitanaga Makuai)更新日 2026年10月25日

「Blue Heron」過去は変えることができないが記憶は動かすことができる

 監督の実体験をもとにした半自伝的な映画である。と、知ってはいたが、たとえ知らずに観たとしても察することはできた気がする。  それほど、ホームビデオと記憶の匂いがした。  舞台は90年代終わり、ハンガリー系の移民一家が越してきたバンクーバー島と、その家族の家。  サーシャは4人きょうだいの末っ子で、長兄であるジェレミーにはなにやら「問題」があり、それが両親を悩ませていると、幼いながらなんとなく察していた。

ハッカキダン
FICTIONby 匿名希望更新日 2026年10月26日

ハッカキダン

「ほら見てごらん。耳の中にこんな長い綿を詰めているんだ。もう六十年、医者も諦めた。でもこうして、なんとか生きてる。郵便車やタクシーに乗って、立派な家も建てた。体が健康なんだから大丈夫。反省したら、すぐに出られるよ」

「熊は、いない」によせて。映ったものがすべて、だが
MOVIEby 二 ヒサシ(Shitanaga Hisashi)更新日 2026年10月30日

「熊は、いない」によせて。映ったものがすべて、だが

 まず、この映画の主軸が、国境に阻まれた三組の人間にあることは明白だろう。一組目は、映画監督であるパナヒ自身。二組目は、彼が撮影する映画のなかで、フランスへの出国を試みるカップル。そして三組目は、村の掟によって関係を抑圧される恋人たちである。

映画『関心領域』って、タイトルがすごく良い
MOVIEby シュガーバイン・フジイ更新日 2026年10月30日

映画『関心領域』って、タイトルがすごく良い

 本サイトの執筆陣数名で食事をした。その際に、次になんの評を書こうかと話していて、ふと思い出した。 「そーいや、『関心領域』評ならすぐ出せるかも。昔、あの作品がよく分かんなかったって言った友達にせがまれて、評論? 解説? みたいなの書いたんだよ。あれをベースにすれば―――」

映画「ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野」によせて。
MOVIEby 二 ヒサシ(Shitanaga Hisashi)更新日 2026年10月23日

映画「ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野」によせて。

 両親を殺された男の復讐劇という、本作の舞台となる西部開拓時代に限らず、非常に既視感のあるストーリーが展開される。  特筆すべき点として、まずヒップホップのMVの舞台をこの時代にしてみたと言わんばかりの作りがあげられる。

王国(あるいはその家族について)によせて。定義づけという取り返しのつかないもの
MOVIEby 二 ヒサシ(Shitanaga Hisashi)更新日 2026年10月30日

王国(あるいはその家族について)によせて。定義づけという取り返しのつかないもの

本作はまず、未成年を殺した疑いのある人物が警察による取り調べを受ける「フィクションパート」から始まる。 ここであえて「フィクションパート」と記したのは、この映画の大部分が、その殺人事件が起きるまでにある家で行われた会話劇のリハーサルで構成しているからだ。

『国宝』には付録がいっぱい
MOVIEby シュガーバイン・フジイ更新日 2026年6月11日

『国宝』には付録がいっぱい

 『国宝』の上映がさすがに終わりそう、という話。  「まだやってんのか!?」  映画館の上映情報を見ると、たまに口からこぼれるこの言葉。コナン、鬼滅、スラムダンクあたりがそうでしたね。邦画実写でこの言葉が出るのは、インディーズの作品が様々な映画館を転々としている時しかない。洋画だと『トップガン マーヴェリック』とかずっとやってたけど。

あなたの『シティーハンター』はどこから? と、風邪薬のCMのようなことを聞いてみる。
MOVIEby シュガーバイン・フジイ更新日 2026年5月17日

あなたの『シティーハンター』はどこから? と、風邪薬のCMのようなことを聞いてみる。

 「私は原作漫画から」という人は割と硬派な漫画読みと言えるでしょう(少なくともリアルタイム読者でなければ)。アニメからという人が多い気がします。世代によっては香港版(1996年)からという人も多いでしょうが、それは『シティーハンター』だから観たというより、ジャッキー映画だからという人が大半になる気がします。私もそうでした。

寝ぼけてどうこく
FICTIONby ジョウタ・クヴィートカ(Жовта квітка)更新日 2026年5月17日

寝ぼけてどうこく

宿南口の人混みをかき分けて甲州街道を渡ると、新宿じゃ貴重な広い空の下に、バスタ前のこれもこの街で随一のゆとりある歩道へたどり着いた。

美食と女は敵のまま
BOOKby 水美 ユイ(Mizumi Yui)更新日 2026年5月17日

美食と女は敵のまま

私たちは全男性の恋人にならないと永遠に批判の対象なのだ。

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